江戸時代初期に建てられた俳句を楽しむ場所・鴫辰庵（神奈川県中郡大磯町）に、答えがありました。

そこの石碑には、「大磯の景色は湘南に似て素晴らしい」という意味の文字が。ここでいう湘南は、中国にある景勝地・湘江の南を指します。中国・洞庭湖を臨む湘江の南の景色と、相模湾を臨む大磯の景色が似ていたことから、詠まれた詩だそう。

つまり、大磯が日本で湘南と呼ばれた最初の土地として有力なのです！

語源は、かつて中国に存在した長沙国にあった洞庭湖とそこに流入する瀟水と湘江の合流するあたりを瀟湘と呼びその南部に似ていたことから瀟湘と（洞庭）湖南より一字ずつを取り湘南としたとされている

江戸期に大磯発祥の命名とされる「湘南」は、明治期に政治結社名や合併村名に用いられた。 当時、相模川以西地域が湘南。相模川以東地域は湘東または新湘南という認識だった。 明治期の「湘南」は、山と川が織りなす景観を持つ相模川以西地域に限られていたと考えられる

湘南に移住される方で、サーフィンのために引っ越して来られる方はとても多いです。
その日の波の状況をすぐに知れて、気軽に海に入れるのは湘南住みの代え難い魅力ですね。
ウエットスーツのままで徒歩で海岸に行けて、帰ったらそのままお風呂へ直行。ストレスフリーにマリンスポーツが楽しめます。

海はもちろんですが、実は鎌倉エリアは森林も豊富。
マリンスポーツ目当てで引っ越して来たらハイキングにも心奪われた、なんて人も少なくありません。

葉山は、駅から遠く離れているせいか、海外の観光客を見る機会が、江ノ島、鎌倉、逗子と比較すると、とても少ないように感じます。そして夏にオープンする海の家は、メジャーどころの江ノ島、鎌倉、逗子といったビーチに比較すると数が少ないのですが、とてもおしゃれなところが多いです。

海の近くで暮らすことは魅力的な面がある反面、注意しておきたいこともあります。特に潮風に乗ってやってくる塩（塩害）と湿気は建物や設備機器の金属部分にダメージを与えます。また、海の近くでは強風が吹くことも多く、飛来物などの台風の被害なども心配です。

また、台風などの災害発生時のことも考えて、対策を取り入れた家にしておくといざという時に安心です。台風でなくとも、海からは時折強風が吹いてくることが多く、特に窓ガラスは被害を受けやすくなります。そのため、飛来物によるガラスの破損を防ぐことができる強化ガラスの使用がおすすめです。

湘南で暮らす上で見落としがちなこととして、渋滞が挙げられます。湘南には国道134号線、国道467号線などの幹線道路があるのですが、湘南を通るにはこれらの道路を使う必要があることが多く、必然的に交通量が多くなります。また、週末ともなれば各地からサーファーなどが海に訪れるため、渋滞はさらにひどくなります。

シントシホームには、一級建築士はもちろん、住宅建築のスペシャリストたちが多数在籍しています。お客様の想いやご要望にしっかりと応える設計をご提案いたします。

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