10代の終わりから20代前半は、俗に「親知らず」と呼ばれる一番奥の歯が生える時期で、あごの骨の成長はまだ完全に止まっていない状態です。
加えて、新陳代謝がよく体内の各組織の反応が早い上、小さな子どもよりもきちんと指示を聞くため、むしろ矯正治療はスムーズに進みます。

歯列矯正を希望するのであれば、社会人よりも比較的時間の取れる大学生のうちに治療しておきましょう。
ただし、入学した直後は生活の変化や大学のカリキュラムなどに慣れないことが考えられます。
大学生が歯列矯正を行う場合は、入学して落ち着いたころに始めるのが理想です。