例えば、雪国の暮らしで大変なことの一つが、屋根の雪下ろしです。近年では、雪下ろしをしなくても済むように屋根の形状を工夫するようになりました。雪が屋根から自然に落下する「自然落雪型」にするなら、必然的に屋根の勾配は急で、外観は箱型になります。

このように、「雪」を中心に考えることによって、家の外観や屋根の形が決まります。間取りは、家の形状によって決まるのです。