地震の多い日本では耐震性を疑われあまり広まることのなかった煉瓦ですが、木造住宅よりも外壁煉瓦造りは地震に強いと言われています。現代では、木造の体躯の外側にさらに煉瓦を積み、ただ積み上げるだけではなく鉄筋を通したものが主流と言われています。煉瓦壁自体が揺れのクッションとなり、建物の大きな損傷を防いでくれる効果があります。