共用場所の配管が破裂して、その階の住人や階下の住人の部屋が水浸しになったなどのケースでは、賠償の責任があるのはアパートやマンションなどの管理会社や大家です。一方、部屋の住人が損害賠償をしなければならないケースもあります。たとえば、個人の部屋で使用していた洗濯機が故障しており、排水ができなかったことが原因で床を水浸しにし、階下の部屋の天井から水漏れが発生したなどのケースがあります。このような場合、賠償を行うのは部屋の住人です。