「寺田は、典型的なコネ入社タイプのボンボンでした。でも、本人は悪びれる様子もなく、飲み会で女の子に『一流企業でスゴイですね』と言われた時も『オヤジに力があるから』と臆面もなく答えていました。バカがつくほど素直ないいヤツなんです。ただ、仕事は合わなかったようで、『弁護士になる』と言って2年で辞めてしまった。会社員時代は書類を作るのも苦手のようでしたけど、首相のスピーチライターをしているという報道を見て驚きました」