FXの取引画面
FXの取引画面を見ると、為替レートは、例えば米ドル/円の取引の場合、「Bid 120.10」、「Ask 120.20」といった様子で2種類表示されていますよね。
この表示方法は、2wayプライスと呼ばれています。前者の「Bid」で表示されているのは「売り値」。つまり、1米ドルを売ると120.10円になりますよ、という意味です。
後者の「Ask」で表示されているのは「買い値」。今回の例では120.20円で1米ドルが購入できるということです。
買値のことを「Ask(アスク)」、売値のことを「Bid(ビッド)」というのが、FX会社では一般的です。覚えておきましょう。
基本は売値が買値よりも安くなっており、買値にはFX会社の手数料(スプレッド)が含まれています。
ニュースなどで「為替は現在120円から121円で取引されています」といった表現をされることがありますよね。取引の値幅があるのは、スプレッド分の差があるからです。