第三期住宅建設五箇年計画から最新の第六期計画では、居住水準の向上、良質なストックの形成、豊かさを実感できる往生活の実現などが政策目標として掲げられており、居住水準の向上を目指して老朽住宅の建て替えや住宅設備の整備等が進められてきた。しかし、東京圏における平均的居住水準を悪化させている狭小な住居(ウサギ小屋)の改善は遅れている。