幼保無償化と待機児童問題を切り離して考える人もいるが、基本的にこの2案は連動している。

都市部の子育て人口の多い地域は、どのような対策を講じてもなかなか待機児童数は改善しない。
そこで、幼保無償化によって子育て世帯の費用負担を減らし、”コスト面だけに捉われない施設選び”をサポートすることで徐々に待機児童を減らしていく狙いがある。

待機児童”だけ”、幼保無償化”だけ”ではなく、子育て支援全般を包括的に強化していくことが目的なのだ。