哲学教授が、ある日発言した。
「このクラスで無知を自認する人がいたら、立ち上がってください。」
ところが、生徒は誰も立ち上がろうとはしない。
哲学教授は、しびれを切らして言った。
「君たちは、『無知の知』と言う言葉を知らないのか?」
すると、生徒の一人が、
「えーと。 もちろん、その言葉は知っていますが、先生が真っ先に立っているので、
無知であることに、よっぽど自信があるのかと思って・・・」