「あらゆる建築物において、接合部は非常に重要。ここに不備があれば、それが建物そのものの弱点になり、逆に接合部がしっかりしていれば建物の性能が向上します。ただしシステム建築では、現場で高度な技術を必要としないことが特徴です。そのため、施工がしやすく、同時に接合性の高い部材が求められることになる。これをどう両立させるかが、メーカー各社の腕の見せどころといえるでしょう」