抗癌剤を使う方法で、通常はホルモン療法が有効でないか、ホルモン療法が効かなくなった場合(去勢抵抗性前立腺癌)に用いられます。現在タキサン系といわれる抗がん剤が前立腺癌に有用であることが示され、日常的に使用されています。こうした薬剤は食欲不振や全身倦怠、脱毛、手足のしびれ感、骨髄抑制などの副作用が見られることがありますが、投与量により副作用のコントロールが可能な事が多く、外来治療で施行できる方が多くいらっしゃいます。