在来木造工法や2×4工法で耐震性の高い住宅にする場合には、建物が揺れないように「耐力壁」と言われる壁をより多く配置する必要があります。しかし、「耐力壁」が増えることよって開放的な空間ではなくなる可能性もあります。これは、在来木造や2×4で3階建てを建てるときの大きな弱点です。敷地を最大に有効活用したくて3階建てにしたのに、空間に制限がかかるようでは本末転倒な気がしますね。