民主党政権時代のダメダメ経済政策…しかし、民主党が最後に抜いた伝家の宝刀とは?
野田佳彦前首相の在任中、日経平均株価は14.3%上昇した。就任時より相場が上がった首相は2006~07年の安倍晋三氏以来、5人ぶり。ただし、野田氏が衆院解散の意向を表明した11月14日までで区切ると3%安にとどまる。それ以降の安倍氏による積極的な金融緩和発言で対ドルでの円安が進み、表明後の1カ月あまりだけで18%上昇したことが大きい。
出典 野田政権の株価、解散表明後に18%上昇 :日本経済新聞
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安倍総理から”悪夢”と呼ばれ、もはや黒歴史のような扱いを受けている民主党政権。実際に民主党政権が行った政策はすべて失敗・不履行に終わり、日本国内のみならず国際的な信用も失う結果となってしまった。そんな「失われた3年」の中に、ただ一度だけ経済効果を生んだ瞬間があったのだが、皮肉にもそれがきっかけで民主党政権が終わりを迎えることとなる。