前川喜平氏の「数学を必須でなくせば中退が半分に減る」理論のおかしいところは、「勉強についていけないから中退」という生徒は、理由の1割程度で、数学が理由なのはさらに少ない。中退理由は細かく、一番多いのは学校生活になじめない、である。文科省官僚の認識のまずさを露呈した案件と言える