ネズミに触れなくても移ってしまう病気としては、レプトスピラ症(ワイル病、秋疫)、ハンタウイルス感染症、ツツガムシ病、食中毒、E型肝炎などがあります。ペストもネズミに寄生するノミが感染源となり、直接触らなくても感染する病気です。こうした病気の中には日本ではほとんど見られないものもありますが、新しい病気で今後感染が広がるリスクが考えられたり、治療法が確立されておらず治療が難しいものもあって、非常に危険です。