増毛は、既存の毛髪に人工的な毛髪を編み込んだり、接着するなどして追加することで薄毛を隠す方法です。つまり、自分自身の本当の毛髪を増やす方法ではありません。あくまで、薄毛を「隠す」ことをメインとした対策方法となります。

それに対し、植毛は、ハゲ(AGA)の原因である男性ホルモンの影響を受けにくいとされる側頭部や後頭部の自毛を採取し薄毛箇所(前頭部や頭頂部など)に移植することで、すでに髪の毛がなくなり、生えなくなった箇所にも、これまでの自分の毛髪同様に髪の毛を生やすことができる方法です。移植した毛髪は、自然な毛髪と同様に毛髪の成長(ヘアサイクル・毛周期)を繰り返すようになるので、生える、伸びる、抜ける、生える、伸びる、抜けるという自然な髪の成長サイクルを行うようになります。つまり、自毛同様に生え変わる、普通の髪の毛が存在するようになるという薄毛改善方法です。