男性側の不妊のリスク因子としては、まず小児期の病気に注意する必要があります。小さい頃にヘルニアの手術や、停留睾丸の手術を受けている場合、精子を運ぶ管が詰まったり、精子の数が少なくなることがあります。また、おたふく風邪に罹患したあと、高熱が続いたり、睾丸炎を起こした既往がある場合には、精子をつくる力が低下している場合があります。