上手は相手の差し手の上から廻しをつかむこと。自分の腕が相手の腕より上にある。貴ノ浪や魁皇は右上手を取ると十分。
下手はその逆で、組んで相手の腕の下に差した手で廻しをつかむこと。琴光喜や時津海は右下手、海鵬は左下手を取る形を得意とする。
また、上手側にあった手を下手(差し手)に替えることを巻き替えという。琴錦がうまかった。左右両腕とも下手になる四つ身をモロ差しとか二本差しとかいう。