密着工法とは、浸水を防ぐための防水層を下地に密着させて行う方法です。下地にそのまま施工できるため工期が比較的短く済み、もう一つの「絶縁工法」と比べるとコストパフォーマンスが高いというメリットがあります。施工後は上に重い物を乗せたり動かしても大丈夫ですが、半面、下地に含まれる水分の影響を受けやすいので、維持管理をしっかり行わないとひび割れや膨れが発生しやすくなります。