大量の抗がん物質を含む食用キノコ「ハナビラタケ」が臨床試験でも大きな効果を上げたことがわかった。東京薬科大学や妻沼町の健康食品業者(株式会社ミナヘルス)らの研究グループががん学会で発表した。

 同グループのメンバーでヨシダクリニック東京の吉田憲史総院長によると、昨年5月から余命3ヶ月から6ヶ月と診断された末期がん患者14人に対し、ハナビラタケの錠剤100ミリグラムを毎日3錠ずつ内服させ、8ヶ月から10ヶ月経過した現在、いづれも進行再発見は見られないという。