相続財産に不動産しかなかったり、相続財産の多くが不動産であったりするケースがあります。相続財産の中でも、現金や預貯金は、そのまま数字で頭割りして分割できますし、評価も簡単なので、比較的遺産分けがしやすいです。
これに対して、不動産は、共有にすると後々に不都合が起こりますし、かといって誰か1人が相続するとなると、通常不動産は高額なので、他の相続人との間で不均衡が起こってしまいます。