建設業は長年に渡って、業界の特性により、規模の経済が働きにくい、2社以上の企業が合併し1社になることで公共工事における入札参加機会が限定されるデメリットが大きい、等の理由で業界再編が起こりにくいと言われてきた。しかし、近年では商圏の拡大や人材不足の解消を狙ったM&Aや大和ハウス・積水ハウス等のハウスメーカーによる中堅ゼネコンの買収のように業界の枠を超えた再編の動きが見られる。