骨董品を収めている共箱(ともばこ)や骨董品の裏側、蓋の裏などに何かしらの作家名と思わしき名前の「刻印」があるか探しましょう。それが「落款(らっかん)」と呼ばれる物で、「この作品が完成品であること」「この作品は正式に自分が手がけた」という作家からのメッセージが込められています。

昔の人の落款やサインの中には読むこと自体が難しいものも多いですが、別に読めなくても作家物かどうかを判断できれば大丈夫です。