中国の絵画は主に山水画・人物画・動物画・花鳥画・墨梅墨竹画などの種類があり、それらの画題に加え、さらに、 題識だいしき ・ 題字だいじ ・ 落款らっかん ・印・詩などが組み合わさり、独自の美を生み出しています。
題識とは作品の伝来や批評、鑑賞の要点を説くもので、これは中国絵画独自の要素です。また、題字はその名の通り作品の題名のことで、作品画面以外の余白に大きく書かれる場合と、作品画面の中に小さく書かれる場合があります。