10分程だろうか、魚のスピードが弱まり、同時にボートとの距離が縮まった。

カークの合図と共に鋭くあわせると、明らかに今までの魚とは違った重量感が伝わってきた。

苦戦するかとは思ったが、カークのサポートが非常に良く、いとも簡単に船に上がった。船上で大暴れしたのは、全長180cmのアリゲーターガーであった。