老人ホームに入居させ介護をするということは、民法上の賃貸借契約と準委任契約の複合契約です。
そして老人ホーム経営者には契約上入居者や利用者に対して契約上の介護する義務のほか、信義則上、生命身体健康を害さないようにする義務が生じます。
この義務を履行していないのですから、債務不履行に基づく損害賠償責任が発生する場合があります。