実は、日本国内に流通しているインド製ジェネリックをはじめとする海外製ジェネリック薬品の多くは、非正規なルートで日本に渡ってきたものばかりなのです。従来からインターネットの通販などで海外製ジェネリック薬品を購入することはできましたが、こうしたネット通販は偽造品や粗悪品などの温床となっていました。現在はインド製ジェネリックの登場により海外製ジェネリック市場はさらに乱れ、結果として偽物の薬はさらに増えています。

偽物、粗悪品は、当然効き目がないこともあります。副作用が現れてくることもあるでしょう。しかも、本物相当の価格で販売されているわけですから、消費者にとっては百害あって一利なしです。