借金の時効が完成(成立)したら、時効の援用をしなければなりません。

時効の援用とは、時効の制度を利用する意思を債権者に伝えることです。

法律上、時効援用の方法について特に定められていないので、口頭で告げることもできます。

たとえば、消費者金融に電話して「時効を援用します」と言っても問題ないわけです。

しかし、実際には時効援用をしたかどうかということが、後になって債権者と争いになることがあります。