M&Aにおける成功というのは、M&A成立とイコールではありません。「経費を整理した状態で少しでも利益が出る可能性がある」「経営者の引退までに、まだ猶予がある」という状態がM&A成立のためには重要なのですが、もっとも大切なのはM&Aが成立した後に経営者や従業員が幸せであるかどうかです。双方が「数字だけを追ってしまう」場合は、失敗するM&Aになりやすいと思います。