通信制高校「公立」「私立」の違いによって、学費の違いが明確に出ています。
そこだけを見ると、割安な「公立」がよいと感じます。
しかし、 「公立」は単位を取得するためだけのカリキュラムのため、精神的なフォローや卒業後に向けた指針の提示などは手薄になっています。
一方の「私立」は、サポート面での手厚さがあります。
具体的には、 定期的な面談の実施や時機に応じた諸連絡の徹底、趣向を凝らした学校行事の開催、単位取得には欠かせないレポート提出に向けたスクーリングなど です。
学校によっては、海外の学校と連携を取った留学システムを導入しているケースも見られます。
このサポート面を考慮した場合、淡々と単位取得に取り組める人は「公立」で構いませんが、少なくとも3年の月日を過ごしていくには、「私立」のバックアップ体制は軽視できません。