下地処理の後、下塗り材を塗ることになりますが、塗る屋根や外壁の材質に応じて下塗り材を使い分ける必要があります。

また、同じ材質のものであっても、劣化状態によっては異なる下塗り材を使う必要が生じることもあります。

例として、下地の劣化が激しくてなおかつ上から塗ったものを吸収してしまう場合、吸収の良いシーラー(下塗り材の1タイプ)を下塗りに使うと、下地にシーラーが吸い込まれてしまい、その上に塗る上塗材も吸い込まれしまう。結果として塗膜がうまく密着しない、ということになってしまいます。