不動産投資は、まず投資対象となる物件を購入することから始まります。物件選びは、非常に重要。入居希望者を惹きつける魅力があるのか、利回りはどのくらいかなど、さまざまな条件を吟味したうえで、購入を決定しなくてはなりません。

有力な物件を発見できたら、投資家は売主に購入を申し込みます。その際、実際の契約へと進む前に、売主または物件を取り扱う不動産会社から「重要事項説明」を受けることとなります。

重要事項とは「物件に関し、買主に伝えておかなくてはならない」事柄。その説明は、宅地建物取引業法によって、義務化されています。時には「えっ!そんな欠点があったのか。やはり購入を見合わせよう」という結論が導き出されることも…。