太陽光発電システムの肝となるのは、作った電気を電力会社に売ることで利益を得る「売電」です。ところが、この売電単価(電気の買取価格)は年々下がっています。

その理由は、太陽光発電システムの普及が進んだことにあります。現在、売電価格は「再生可能エネルギー固定価格買取制度」(FIT法)に基いて決められているのですが、この制度ができた2012年当時は太陽光発電システムがまだあまり普及していませんでした。