手形を現金化するためには、手形の買い取りを金融機関や手形割引業者に依頼します。

銀行に手形割引を依頼するには、初めに割引人となる銀行まで銀行取引約定書を提出する必要があります。これは、割引依頼人と銀行との間で融資に関する取り決めを定めた契約書です。
手形割引業者に依頼する場合にも、割引人となる会社によっては必要な手続きを交わすことがあります。

その後、割引人は手形を発行した人(振出人)に支払い能力があるか調査します。ここで支払い能力があると判断されれば、手数料等が割り引かれた金額が、割引依頼人に支払われます。