つなぎ融資利用時は、通常の住宅ローンの変動金利と同等で金利が発生します。

例:1,000万円を金利2.07%で半年間の借り入れをした場合、103,500円の利息が発生します。

これに加え、事務手数料などが必要となります。諸費用の分も計算に入れ、余裕を持った資金計画を立てる必要があります。なお、つなぎ融資単独での借り入れはほとんどできないので、注意が必要です。

住宅ローンを申し込んだ金融機関でつなぎ融資を受けることになるので、新しく住居を建てる場合は施工業者と支払いについての打ち合わせも大切になります。

つなぎ融資の手続きには、印紙代・融資手数料・振込み手数料・印鑑証明・住民票といった書類や、これらの書類の取得費用が必要になります。特に印紙代は、借入額にもよりますが数万円単位となります。また、融資手数料も数万円単位となりますので、それなりにまとまった額が必要になります。

金利や諸費用を合わせると20万円以上になることもザラではありません。これらの諸費用についてもきちんと計算に含めて資金計画を立てましょう。