東京都世田谷区にある松陰神社は、幕末、明治維新に躍動した久坂玄瑞、高杉晋作、伊藤博文、山縣有朋など、多くの偉人に影響を与えた長州藩の幕末の思想家・教育者「吉田松陰」を祭神としています。この世田谷・若林の地に神社が創建されたのは1882年(明治15年)。吉田松陰が刑死してから4年後の1863年(文久3年)に、松下村塾の門下生だった高杉晋作らが中心となって、長州ゆかりのこの地に改葬したことが由来となっています。