現在の低金利も、サラリーマンが不動産投資を始めるうえで追い風になっている。管理会社を通したマンション経営を考えた場合、管理費、修繕積立金に管理代行手数料等を加えたランニングコストを差し引くと、利回りはおおよそ4~5%だという。「現在、当社の提携ローンの借入金利は1.5%程度ですから、手取りの利回りと借入金利の差がプラス2~3%になります。ローンを組んでいただき、家賃収入だけで金利と元本が返していけるのです」。
もちろん、不動産投資にはリスクがあることも認識しなければならないと重吉社長は釘をさす。「一番のリスクは借金です。自己資金なしで始められ、数億の資産を作れるなどと謳ったセミナーも見受けられますが、多額の借金をせずに繰り上げ返済をまめに継続していくことが、ローンとの正しい付き合い方なのです」。