現状の建築法規では、3階建ての住宅は構造計算をしないと建築することができません。2階建て以下の一定の大きさの建物については確認申請の時に構造計算書を添付する義務がありません。そのため必要最小限の壁量・耐震性を満たした2階建て住宅と、構造計算をきっちりとした3階建ての住宅とでは柱や梁、壁面などの量で差が出て、それが建築費に反映されるケースもあります。