加齢による普通の物忘れとは、例えば「うっかり時間を忘れてしまう」「印鑑をどこにしまったか忘れて探している」などで、これは認知症の症状ではありません。

記憶は、①記銘(情報を学習し覚える)、②保持(情報を記憶として蓄える)、③再生(情報を思い出す)の三段階からなっています。加齢による物忘れでは③の再生の機能が低下することで、覚えていることを思い出すまでに時間がかかるようになるのです。