教育番組「NHKおかあさんといっしょ」に流れる
「いちねんせいになったら」を幼児の頃歌った読者も多いと思う。
この歌の歌詞を思い出して欲しい。

   いちねんせいに なったら(中略)ともだちひゃくにん できるかな

そして続けて、
   ひゃくにんで たべたいな ふじさんのうえで おにぎりを…

良く考えて欲しい。友達が100人できると自分も入れて仲間は101人である。
しかし、富士山でおにぎりを食べられるのは100人だけである。
つまり1人を態々富士山の頂上まで登らせた上、
目の前で「友達」がおにぎりを旨そうに頬張るのを指を銜えて見せ付けられる
悲惨な仕打ちに遭うのである。

明るい曲調、学校に上がったら友達を作ろうという希望の歌に秘められた
陰惨なメッセージにより、幼児のうちに無意識のうちに虐めをを企てる萌芽を
植え付けられて育った人口は既に全国民の6割を超えている。
このような状態を放置してきた文部科学賞、通商産業省および当事者のNHKは
昨今のいじめ自殺問題にどう責任をとるつもりだろうか。