400年の歴史を持つ石段で、長さ300m、365段の石段の両側に、ひな段式に新旧とりまぜた旅館やみやげ物店が並び、浴衣がけの客が下駄の音を響かせながら散策する光景は、湯のまちの風情がたっぷり。近年、石段街の再開発が行われ、新しく御影石の石段にとりかえられたのをはじめ、公衆浴場の新築、関所の復元などが行われた。温泉街のいちばん奥には、子宝の湯として知られる露天風呂がある。