「仏教の影響が薄い沖縄では肉食タブーがなく、戦前からヤギや豚肉を豊富に食べていた。戦後も関税が低く抑えられ、牛肉が広く流通したことの意味は大きい。日本人に多い脳卒中は、動物性タンパク質や脂肪が不足し、もろくなった細い血管が詰まったり、切れてしまうタイプなので、メタボ対策で低栄養化が進めば寿命を縮めかねません」(同)