かゆみの激しい慢性の皮膚炎で、特定の部位に繰り返し病変を生じます。乳幼児に多くみられますが、近年は成人の患者が増える傾向にあります。
また、年齢とともに症状が変わります。乳児期は、生後2ヶ月頃から顔面にじくじくとした湿潤性のかゆみを伴う病変ができ、首や胸、四肢に広がります。小児期はからだ全体の乾燥が進み、肘(ひじ)の内側や膝(ひざ)の裏側、臀部(おしり)などに病変ができます。