大きくわけて自分で管理を行う方法と、専門の業者に管理を依頼する方法の2つがある。
自分で管理を行う場合、間接費用がかからない分だけ手取り収益は大きくなるが、一方で、巡回や機械のメンテナンス、駐車料金の回収、駐車場内でのトラブル対応など負担は小さくない。仕事をしながらの駐車場経営や経験が浅い中で駐車場経営にチャレンジするというのであれば、専門の業者に管理を依頼するのが無難といえるだろう。

また、土地を買って駐車場経営を専門とする業者に貸し出すだけ、というシンプルな駐車場経営の方法もある。
この場合には、土地を借りた業者が整地から自動の車止め、無人精算機などの機器を取り付け、すべての業務を行う。土地オーナーである私たちは運営には一切関わらず、毎月、あらかじめ決めた地代を受け取ることになる。利回りはさておき、手間がかからず、収入が安定している点が魅力だ。 もともと親から相続した土地があるというのであれば話は別だが、ローンを組んで土地を購入する場合には、その収益性をしっかりシミュレーションしておこう。