薬物療法と同じくらい大切な治療法があります。それは運動です。パーキンソン病では動作が小さくなり、姿勢が前かがみになり、小声になりやすいので、早い時期から「大きく」「大げさに」動き、「お腹の底から大声を出す」ことが大切です。顎を引いて背筋を伸ばし、かかとから着地し、手を大きく振って歩くなど、専門医や理学療法士から具体的な指導を受け、姿勢が前かがみにならないよう予防することが大事です。