腎臓病が進行して腎臓の働きが弱くなると腎不全といわれる状態になります。腎不全には、急激に腎臓の機能が低下する急性腎不全と、数か月から数十年の長い年月をかけて腎臓の働きがゆっくりと悪くなる慢性腎不全があります。

急性腎不全では、適切な治療を行って腎臓の機能を悪化させた原因を取り除くことができれば、腎臓の機能が回復する可能性があります。多くの場合、入院して治療を受けることになります。一方、慢性腎不全では、腎不全の進行に伴って腎臓の機能が徐々に失われ、失われた腎機能が回復する見込みはほとんどありません。

腎臓病が悪化すると、腎不全という状態になってしまいます。腎不全には急性と慢性の2つの症状があり、急性の場合は適切な処置次第で回復できる見込みが。一方慢性の場合は自覚症状がないママ少しずつ腎臓の機能が低下しているため、腎機能が回復する見込みはほとんどありません。