近年,酒さの患者さんではToll様受容体2が過剰に発現しているため環境因子により活性化されやすく(敏感肌),その結果,抗菌ペプチドであるカセリシジン産生増強とカリクレイン5によるLL37を主とする活性ペプチドの産生亢進が血管拡張や炎症をもたらすという仮説が注目されていますが,これを詳しく説明することはありません。