会社の経費で何かを購入した場合、必ず領収書をもらうように言われた経験は多いかと思います。

会社経営者であれば、当然のように「領収書ください。」と会計時に言います。

「なぜ、領収書をもらうのか?」

というと、領収書があることで「公的に経費を支払ったこと」が証明されて、会社の決算上は、利益が減り、利益に対して課税される法人税が軽減されるからです。

もし、領収書をもらわないで支払ってしまうと、「公的に経費を支払ったこと」が証明されないため、会社の経費としては認められず、実際には支払いをしているのにもかかわらず、利益が増えてしまい、課税される法人税が増えてしまうからです。

現金支払いの場合は「領収書」が必要不可欠なのです。

しかし、最近では法人カードの普及により、現金で支払うシチュエーションは減ってきています

法人カードで会社の経費を支払う場合

「今後の税務調査に備えたら、何を証明書として取得すれば良いのでしょうか?」

実は、法人カードでもらう領収書は「公的に経費を支払ったこと」にはなりません。