架空の取引口座に隠蔽した損失は、最終的に銀行の自己資本より大きくなります。

バクチやギャンブルのような仕事ぶりのニック・リーソンの姿は、危なっかしくて見てられません。そこには、冷静な判断・行動はありません。

かすり傷は負っても構わないけれど、致命傷を負ってはいけないことを思い知る。もしくは、損切りがいかに大切か身につまされる物語です。

この映画の疑似体験は、機関投資家であれ、個人投資家であれ有益なトラウマになるでしょう。